2021.01.28 外壁塗装ブログ
よく使われている塗料の種類
現在よく使われている塗料として、シリコン系・フッ素系・無機塗料・遮熱塗料があります。
シリコンやフッ素というのは塗料の原料である樹脂の種類による区分で、無機や遮熱というのはプラスアルファの機能を持たせるために混入されている成分による区分になります。
シリコン or フッ素
シリコンは手頃な価格と10年前後の程よい耐久性で人気があります。
フッ素を選ばれる方は、一時的に費用が掛かっても生涯で掛かる費用を抑えたいという考え方をお持ちの方が多いようです。
無機塗料について
無機塗料について詳しく見ていきましょう。
身の回りにある無機物では石やガラスがあり、非常に丈夫ですよね。この特性を塗料に応用したものが無機塗料です。
硬さゆえにひび割れが発生しやすいとされてきましたが、近年ではこれを克服したものもあります。
また、無機物の配合割合に規定もなく、実際には製品ごとに詳しく比較する必要があるといえるでしょう。
無機塗料のメリット
- 紫外線に強い(耐久性が高い)
- カビ・コケが発生しにくい
- 汚れにくい
- 燃えにくい
無機塗料のデメリット
- 価格が高い
- ひび割れしやすい
- 再塗装に注意が必要
- ツヤ消しが選べない
遮熱塗料について
遮熱塗料を塗ると室内の温度が2-3度下がると言われており、電気代の節約にもなることから、人気があります。
なかには、冬場の寒さも解消する断熱効果もある塗料もあります。
塗料の選び方
よく使われる塗料の特徴を簡単にご紹介しましたが、もしかすると「余計に分からなくなった…」と思われるかもしれません。
塗料にはたくさんの種類がありますし、塗装面との相性もあります。「我が家に合った塗料」は、信頼できる塗装店と相談しながらを選ぶことをお勧めします。
塗装店に希望を伝えるうえで、ヒントとなる考え方をご紹介します。
塗料選びのヒント
- ライフプラン(住み替えの予定など)
- 予算(直近の出費を抑えたい/長期的に見て安くしたい)
- 仕上がり(マットにしたい/模様を入れたい)
- 機能性(遮熱/汚れにくさ)
「信頼できる塗装店ってどうやって選ぶの?」と思われた方は、こちらも参照してくださいね。